干物系腐女子の本やコミックの読書日記。 たまに映画やDVD・CDの感想も述べます。 基本的にミーハーな私の極めて個人的な感想文。
読書。ときどき、観たり、聞いたり。
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さくらん
2006-01-21-Sat  CATEGORY: comic 安野モヨコ


「さくらん」 安野モヨコ イブニングKCDX (現在第1巻まで)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10点満点中)

私、五社英雄監督の映画とか宮尾登美子さんの小説等の遊郭もの、芸妓もの作品がもともと割りと好きなんです。
(「吉原炎上」&「陽揮楼」面白かった〜〜。)
お水系のマンガも結構よく読むし。
「これが、女の業でっせ〜〜」みたいな、なんていうか
「女子ハードボイルド」な世界を見るのが好きな、曲がった性格でして。
TVドラマだと、「お水の花道」だとぬるーく感じる。
せめて「嬢王」くらいはやってちょーだい、みたいな、感想。
(間違ってる??)
ちなみに「夜王」は北村一樹さんの妖しさ(っていうか怪しさ?)
が突っ込み所満載で楽しいな。


なんで、もともとファンの安野先生が吉原を舞台にして
マンガを描いてくれるなんて、こりゃ期待満々。
でも、読む前は「安野さんの絵だとかわいすぎて、
女郎の話が薄っぺらく感じるかもなあ・・・・」
なんて、いらぬ心配もしてましたが。

心配無用。
ちゃんと濃厚な、話になってるわ〜〜。

まあ、結構先を急ぐ感じというか、
細かいところまで説明してくれる話ではないので、
あんまり「吉原」という世界に興味のなかった
人にはわかりづらい部分もあるかもしれない。

でも、この時代についてそれなりに
調べまくったんだろうな〜〜という印象はちゃんと
絵からも受けるし、それでいて、登場人物のキャラクターは
安野さんらしい、現代の女性に上手く共感を呼べるようなキャラに
アレンジしてあるので、私はスラスラと、熱をもったまま1巻の
最後まで読めました。

この本のすごいところはちゃんと、
「女の人が仕事として体を売る」
という事がきちんと書いてあること。
華やかに見えても、「おいらん」と言われて持ち上げられようと、
とにかく、この本にでてくる女郎たちは基本「売春婦」です。
14歳くらいで、好きでもなんでもない、下手すると
初対面くらいのじじいとかに処女を売り、その後も
年間何十人、何百人という男の人の相手をする。
借金を返し終えたところで、上手くこの商売を上がれる人
ばかりではなく、性病や拷問で死んでいく人もたくさんいる。
かわいい、現代的な絵ですけど、「さくらん」には
ちゃんと、そういう「地獄絵図」が描かれているし、
まあ、この手の話の中ではセックスに関して
割とリアルです。(少なくても「SAYURI」よりはね)

ま、リアルで残酷な場面を書いてりゃ良い漫画なのか、
と言われれば、違うんでしょう。
でもちゃんと、そういう場面を書いてくれたからこそ、吉原で
生き抜く女の虚しさ、哀しさが読んでいるこちらにも伝わり、
その後の主人公のたくましく生きていく生命力も
際立って、強く感じられたのです。

そう、これは女のサバイバル物語。
「幸せ探し」ではなく、「今現在を生き抜く」物語だと感じました。
江戸時代の特殊な場所を舞台にしてますが、
作者の安野先生はきっと、
この本を通して、現代にも通じる「女の生き様」を
男の人にも女の人にも、みてほしかったのかもしれない。
(最近は「幸せ探し」ばかりしているうちに
人生自体よくわからなくなってしまっている女の人が
増えているような気がするし。。NIKITAをマジで
愛読してる人とかネ)
そう考えると深いなあ。。。
襟元を正す気分になれる、「おいらんマンガ」、おすすめです。
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容疑者Xの献身
2006-01-20-Fri  CATEGORY: book 東野圭吾


容疑者Xの献身 東野圭吾 文藝春秋  ☆☆☆☆☆☆(10点中)

直木賞受賞ということで今まさにINな作品。
「このミス1位」に惹かれて(ミーハーなので)
去年の年末あたりに買っておいておいたにも関わらず、
途中まで読んで、なんとなくおきっぱなしになっていたのですが、
ここ1週間くらいで急いで残りを読みました。

なるほど〜〜。。。(ちょっとネタばれありなので注意)




結末のドンでん返し、というかトリックは非常に
面白かったです。読みながら、「もしかして、もしかすると・・???」
って途中から疑ってはいたのですが、
読者へのヒントの提示の仕方といい、
結末への導き方といい、ストーリー展開は
いつもの通り、上手いなあと思いました。
(ちょっと終盤が尻切れトンボな感じもするけど)。
スピード感も私にはちょどよかったな。
読んでいて、不自然な流れではなかったです。


不自然といえば、東野作品で毎回私が気になるのは
人間描写に感じる違和感。
いつも、いかにも「物語の中の人物」という風な
現実感のなさがちょっと気にかかるんです。

といっても、今回の主人公の数学教師さんのキャラクターは
今まで読んだ東野作品では一番好きかな。
一番リアルに、「しょぼいけど、頭良くて、
かめば噛むほど、味のある人」に描けていたと思う。
高校の数学教師、で、柔道部顧問、で数学オタク、というか
とにかく数学者。数学大好き。ってことになると、
まあ、ずっと独身で女っけがなくても無理ないかもだし、
(先生って割と、婚期を逃しがちな職業ですよね)
隣に越してきた、ちょっと美形で心の綺麗そうな親子に
恋におちる展開も理解できる。
そんで、その愛情も、気持ち悪い方向にはあんまり
向かわなくて、結局ちゃんとジェントルマンだしね。
まあ、「献身」といわれても違和感ないような
愛情の表し方で、終わったと思う。

(ここから本格的にネタバレ混ざるので要注意)

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ブログ・ルポに投稿してます♪
2006-01-19-Thu  CATEGORY: 未分類
ブログ・ルポ」というサイトに私も一応
参加中です。
これは、ブログランキングのサイトではなくて、
記事ごとにカテゴリー別ランキングになっている
ちょっと面白いサイト。
面白い記事を探すときにわりと便利です。

書く側としても、一つの記事について読者に
4段階の判定をしてもらうので、「この文の反応は・・・??」
っていうのがダイレクトに伝わってきて
結構たのしいかも?!

なんと、このブログルポの「賞金付き記事コンテスト」の
映画レビューで、私の記事「ハリーポッターと炎のゴブレット」↓
現在第一位になっちた!!
何かの間違い、というかたまたまタイミングだと思いますけどね。
よかったら、見てみてください・・・・。


ただ今いろいろとキャンペーンをやってるらしく
私のブログを通過して誰かが入ってくれると
ちょっと得だったりするらしいので一応宣伝してみる。


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